統語−音韻写像におけるイントネーション句の位置付け Tōgo–On'in shazō ni okeru intonēshonku no ichizuke [The positioning of the intonational phrase in the syntax–phonology mapping]

Description

文の統語構造が音韻構造に反映される統語－音韻写像（syntax–prosody mapping）現象は1980年代から議論されてきたが、2010年代以降、Ito & Mester（2007, 2012）や Selkirk（2009, 2011） の新しい提案により、理論上、統語構造と音韻構造のより厳密な写像が想定されるようになった。本講演では、音韻構造におけるイントネーション句（intonation phrase）に注目し、統語構造の「節」、そして談話における発話行為との関係について、これまで提案されてきた理論を再考し、統語－音韻写像におけるイントネーション句の位置付けを提案する。

Period	2024 Nov 30
Event title	上智大学言語学講演会 [Sophia University Linguistics Lecture]
Event type	Seminar
Location	Tokyo, JapanShow on map
Degree of Recognition	National